電脳奇人Zuuboがもうなんだかわからない現実とか妄想とかを邪念まみれで書き散らすカオスなブログ
[1]
[2]
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
例によって「戦地調停師シリーズ」の第三作 古城を利用してつくられたサロン「落日宮」 「レーゼ・リスカッセ」特務大尉 その補佐役として事態に当たることになった稀代の戦士、「風の騎士」こと 「ヒースロゥ・クリストフ」少佐 同じく補佐に当たる世界的通商連合「七海連合」の特殊戦略軍師「戦地調停師」 「エドワード・シーズワークス・マークウィッスル」 たかが亡命貴族の殺害事件に大軍を動かしたダイキ帝国の目的は? と、まあかいつまんでまとめるとこんな感じですかね。 と、まるで面倒くさそうに書いてみたものの、ボクはこのシリーズの中では本作が一番好きだったりします。 あと個人的には本作がシリーズで一番ミステリっぽさがないです。 登場するキャラクターもくせのある人物が多く、自分的にはすごく楽しめましたとさ。
PR
「紫骸城事件」
著者・上遠野浩平 先日の日記で取り上げた「殺竜事件」の続編。 現代現実世界と平行して存在する別の世界。 「フロス・フローレイド」魔導大佐 は紫骸城に到着した直後に、前大会の優勝者ニーガス・アンガーの殺害事件に遭遇する。 擬人器「U2R」 と事件の解決に乗り出す。 って感じのお話です。 まあ、それはおいといて。 で、本作にもまた七海連合の戦地調停師が出てきます。 ちなみに今回も金子一馬氏のイラストがかっこいいです。 現代の現実世界とは並行して存在する別世界。 「竜」という全てを超越した知的生物が住み着いていることを後ろ盾として独立自治を確立していた「ロミアザルス」という集落、だがその無敵の「竜」は何者かに殺されてしまう。 争いを嫌うという竜の威光を利用して紛争の調停を目論んでいた世界に並ならぬ影響を持つ通商連合「七海連合」 というのがまああらすじ。 一応分類としてはミステリになるのだが、その根幹をなす物理法則自体が現実とは違うものなので、いわゆる「推理モノ」というのとはやや毛色が異なると思う。 結末としては現実とはちがう魔法という法則や竜の不死身の力などの概念で、やや煙にまかれてしまったような印象も残ったが、全体として楽しめたと思う。 またイラストレーターの金子一馬氏のイラストもその世界観をよく盛り上げていると思う。 といってもそもそもボクはこの人のイラストが好きでこの小説を買った口なのでこれはあまり客観的な意見とは言えないが。 |
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新TB
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
ブログ内検索
カウンター
ブログの評価 ブログレーダー
アクセス解析
|